単純労働はつらい
やりがいのない仕事は、たとえ楽だとしても辛いということを学んだ。
今、物流センターでアルバイトをしている。
内容はフォークリフトで運ばれてくる荷物を住所ごとに仕分けして運ぶこと。
これを毎日実働10時間、延々と繰り返し続ける。
ミスをしてもきつく怒られることはなく、作業の難易度も低い。
時給も4桁あるし、良いバイトなのかもしれない。
しかし僕にとっては、これが堪らなくつらいのだ。
延々と荷物が運ばれてきて、進捗が分からないまま作業を進める。
単純作業の中、物思いに耽る。
将来、人間の幸福、今までの思い出…
夜になると意識が朦朧としてくる、気分も悪くなる、ミスも増える。
仕分け途中でも「今日はここまで」の合図と共に終業。
朝から頑張ってる社員さんは、僕が帰った後もまだ作業が残っているのだろう。
帰り道、月や星が綺麗だと寂しさに泣きそうになる。
帰ったら疲れに襲われて寝るだけ。
つらい。全く楽しくない。
きつくない職場で、真っ当に働いて、真っ当にお金を貰える"楽"な仕事だ。
それでも虚しさと辛さだけが残って、自殺のことばかり考えてしまう。
生きていけるだけで贅沢なのは分かってる。
それでも就業中、ずっと吐き気を抑えながら働いてる。
帰り道、轢かれたらそれまでだと信号を見ずに
横断歩道を渡ろうとしてしまう。
僕は"仕事充"になりたい。何をすればいいのだろう。